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この度、当協会の会長に就任しました「松本耕二」と申します。「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行され、明年は、１０年目を迎える節目の年であります。平成１９年６月、探偵業には様々な問題があるという背景から、探偵業そのものに関する法的整備がなされました。具体的には、探偵業を開業できる人の範囲を限定するルールや、依頼者との間に適用される契約の仕方に関するルール、探偵業者への罰則に関するルールなどが設けられました。
しかし、残念なことに、近年における国民生活センターに登録された「探偵」・「興信所」に関する苦情等の件数の推移や、探偵業者が逮捕・立件された事件の内容をみると、法が業界全体に対する業務適正化のための抑止力として完全に機能しているとは決して言えません。
そもそも探偵業の目的とは、「個人の権利利益の保護」という点に尽きます。そして、この目的を達成するためには、法の尊守や技術力の向上のみならず、倫理感や高いレベルの教養が求められています。
当協会は、探偵業の意義を、業者側、消費者側が理解できる、必要な正しい情報を提供し、健全で透明な業務と、個人の権利利益の保護の確保という観点に徹し、業界の健全な発展を目指す組織として、探偵業を営む多くの方々の入会を切望し、挨拶と致します。
全日本総合調査業協会では、調査業者に対する苦情受付を行っております。
調査業者とトラブルになったとき、探偵社・興信所に不信感をもったとき等、全日本総合調査業協会では、協会の加盟業者、非加盟業者に関わらず、苦情・クレームの対応をいたします。まずは、お気軽にご相談ください。
２００７年６月に「探偵業の業務の適正化に関する法律（以下、探偵業法という。）が施行されましたが、まだまだ悪質な探偵社が存在するというのが現状です。
ほとんどの探偵業者が全うに業務を行なっておりますが、この一部の悪質な業者により、依頼される方が不安を抱いております。
一般社団法人 全日本総合調査業協会では、このような現状を払拭して探偵業界の健全化や、より安心してご依頼頂けるように各探偵社、興信所・行政書士・司法書士・弁護士の方々に呼びかけ、日々努力しております。
はじめて探偵社・興信所にご依頼される方は、悪質な探偵社に依頼しないためにも、依頼する側もある程度の知識を身につけることが大切です。
不安な点やご不明な点がある場合は、当協会にお問合せください。
悪質な探偵社を排除するためには、そういった業者に依頼しないということが大切です。是非、悪質な探偵社の排除にご協力ください。
